2015年10月27日火曜日

オルソセラス

プロダクトデザインを学んでいた頃、私は白黒の世界にいた。寝ている時に見る夢も白黒であり、まるでオルソセラス化石の世界である。

白黒では評価されたが、時代の要求とは逆ベクトルだった。黒の技術が最も使いやすい青に行くしかなかったのだ。

今でも相変わらず、目から入る色は心で白黒に変換されている。
自分自身が表向き「カラー」であるのに、本性「モノクロ」のように感じて、なかなか面白い。

今日は黒のスーツ。
朝からオルソセラスな気分になる。秋の白黒もよいものである。