林檎な思い

山形から千葉に向かう。
機動力を重視する俺はボストンバッグ。肩にはずっしりとした重さがある。

土産物用にと自家製林檎ジュースを頂いた。
わざわざ、秋田県まで収穫した林檎を運んで100%無添加パッケージした非売品との事。

親しい人と飲んで欲しいと。

キャスタースーツケースを使わない理由はもうひとつある。頂き物をコロコロ転がす事に抵抗があるのだ。

重い思いはしっかり体に刻むのは男の常識だと思うのだ。

好意は体の中で代えがたいものにかわり、そのような機会が割りと多く幸せだと思う。