どうせオープンならと耳掛にしてみた。馴染みのあるオーディオテクニカ製。
まず、昔のソニー製耳掛と比較してみる。
軽量化されていて3時間以上掛けていることができる。フィット感も向上。このタイプは白バイのヘルメット内に導入される事で有名だが、想像以上に環境音が聞こえる。電車内放送や、車輪音は丸聞こえである。スピーカの指向性なのか、音漏れは心配しなくて良い。
次にカナル式と比較してみる。
耳穴に感じる圧迫感から解放される。しかし、外界を遮断してストレス解消目的には不向きである。震源が耳の前なのか奥なのかの違いを実感する。高音のクリアさと低音の重厚さはカナル式の方が良い。携帯性もカナル式が良い。耳穴が湿った体質の人には耳掛式は選択枝に入るだろう。
耳掛タイプを選ぶ理由は音質と携帯性を捨てて、環境音と解放感を拾う事にある。
「災害が起きた時、判断が遅れるのは嫌だな」とノリで耳掛にして見たが、 環境音が聞こえすぎる(笑)
環境音に負けないように音量を上げると耳元で囁かれるこそばゆさが得られる。ちょっとえっちだ(笑)
